フィンランドの北極圏、ラップランドが舞台のロシア映画です。
第二次世界大戦中、敵対するフィンランド兵とロシア兵とが
地元のサーミ人女性の家に同時期に転がり込んできて
互いに言葉の分からんまま一緒に暮らし始めるという筋。



(頑張って塗るほど似なくなるのはご愛嬌)
寂漠とした風景にたたずむ妙な形の家なんかは見てるだけで面白いです。
海辺(湖畔みたいなんだこれが)でリロリロ鳴ってる倍音は何だろうな、とか。

 右から順に
平和主義者だがドイツ軍の格好をしているせいで誤解される学生ヴェイッコ
何かとおいしくない目に遭うやさぐれ詩人中年イヴァン
言葉通じてなかろーがいつも自然体の主婦アンニ

熱く語るくせに狙撃銃を手放さないから誤解がとけないんだよ!>ヴェイッコ
フィンランド人とドイツ人の違いぐらい言葉の響きで気付けよ!>イヴァン
などと突っ込みながら見てました
やさぐれ中年は故意に誤解せんとしてたのかも知れんですが。

フィンランド版三途の川(トゥオネラの川)は実写にするとあんな感じなのね。

 

 

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